早春の、ピンクの桜に、白き富士

待ちわびる早春の先取りイベントとして、早咲きの河津桜まつりの様子です。

南風が穏やか吹く恵まれた晴れの日曜日ということもあって、300メートルのサクラ回廊は行列でぎっしりの人出です。立ち止まり、ゆったりした歩みで、40分かけて頭上の桜と黄色い菜の花のじゅうたんのコラボレーションを堪能しました。そして、登り切ると、白き富士山がお出迎えです。

花見会場は多くの人たちでごった返していましたが、一つ気付いたことがあります。それは、外国人観光客をほとんど見かけなかったことです。アイコンの月例会のある土曜日午後の銀座の歩行者天国で外国人観光客が溢れており、この違いは一興です。

早春の観光イベントにも時代の変化が見られます。かつてより、長く梅林が主役の地位を保っており、熱海の梅林を咲き始めとして、湯河原梅林、小田原・曽我梅林と2月いっぱい咲き続いています。それに新たに加わったのが、伊豆の河津で誕生した“河津桜”です。発祥地の河津川沿いはもとより、三浦海岸駅周辺の線路沿い、そして、今回探訪した神奈川県松田町の東名高速道路を眼下に見下ろす高台にある松田山ハーブガーデンです。

今日、観光・ツーリズムといえば、外国人観光客のインバウンドが声高に叫ばれていますが、団塊の世代の高齢者層にあっては、テレビ番組で数多く放映されている路線バスやローカル鉄道でゆったりと旅することがよろしいかと思います。もやは、連休の道路混雑の中のマイカードライブの図式は似合いません。

身近な日帰りの小旅行が見直されており、先般、熱海市で熱海後楽園ホテルを経営する東京ドームは、同ホテルに大型日帰り温泉施設などを併設した「アタミ ベイリゾート コウラクエン」を328日に開業するとの発表がありました。温泉利用者として年間25万人を見込み、宿泊が主流の熱海観光で新機軸の創出をめざしたものです。

平成の30年間の日本経済は、低迷続きであったとの反省から、新元号年の始まりとともに、外国人観光客のインバウンドに負けず劣らず、高齢者の観光・ツーリズムで消費を喚起することができれば、GDPアップに貢献できることになります。

〜 人生100年時代、団塊の世代にあって、観光・ツーリズムで消費を盛り上げます。

 

今月のトピック  

「儲かる中小企業・人手不足に負けない111のポイント」発行

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/190207jirei.html  平成3127

 

中小企業庁では、2018年の中小企業白書・小規模企業白書で紹介した事例をまとめ、コンパクトな書籍を発行しました。 

 

経緯

中小企業庁が毎年4月に公表している中小企業白書・小規模企業白書は、中小企業・小規模事業者関係者の皆様に役に立つことを目指して、タイムリーな経営課題の分析や課題解決のヒントとなる企業の事例を豊富に紹介しています。

しかし、この2つの白書は、合計がA4サイズで約800ページにもなり、多忙な経営者が仕事の合間に手軽に読める書籍とは言えませんでした。

そこで、今回、2018年の中小企業白書・小規模企業白書から、経営者にとって最も実践的で有益な情報である事例を抜き出すとともに、16の事例について経営者に再度取材を行い、経営者が直面した課題、解決に向けての苦労、成功に向けての努力を、一つのストーリーとして分かりやすく仕立て、コンパクトな書籍にまとめました。

現場の知恵が満載

中小企業・小規模事業者は人手不足、後継者問題など様々な課題に直面しており、打開策を模索しています。本書では、業界の慣習から脱却して生産性向上につなげた事例や、ICTの活用で省力化を実現した事例など、企業の現場から生まれた様々な工夫を紹介しています。

 新時代を迎えるに当たり、経営者が本書を参考に、経営課題の克服に取り組み、成果を挙げることを期待いたします。

 
本書の概要

1章 中小企業だからできる生産性改革

2章 リーダーシップで会社を変える

    特別対談 諏訪貴子(ダイヤ精機社長)

×斎藤 隆(元大リーガー)

3章 社員の声が創る新しい会社

4章 ICTが生みだす新しいチャンス

5章 永続企業の土台を支えるネットワーク

6章 データ編:中小企業を取り巻く環境を統計で知る

 

 

 

 

 

「儲かる中小企業 人手不足に負けない111のポイント」  著者:中小企業庁

編集:日経BP総研中堅・中小企業経営センター

発行:日経BP社国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)結果