芦村フェローからのご案内        http://www.ems-shounan.com/

                 一般社団法人環境経営支援ファーム 代表理事 芦村 尹人                 

管理者育成について

「中小白書2017」によると、成長・拡大を目指す企業は、各部門の中枢を担う高度業務、難易度高い業務の中核人材(管理者)は60%が不足、労働人材は約63%不足状況が報告されています。人材育成のなかで管理者育成に注力する企業が増えている背景には、リーダーのスキルアップ(リーダーシップ)が企業自体の活力の増大に大きく結びつき、管理者の力量次第で会社は成長もすれば衰退もするリスクがあるからです。

経営者にとって、管理者は、自らの経営理念を理解し、与えられた組織の力を最大限に引き出し、その実現のために支援してくれる右腕となる存在です。また、管理者の役割はトップの立案した経営戦略にしたがって、部門の成長戦略を立案し、その実行計画を立て、業績目標を達成することであり、会社および自部門が抱えている課題を把握し、部門目標の達成に向けて部下を動機づけ、自ら先頭に立って業務を遂行することができる力量を持つことです。

管理者の力量として、@知識力:ビジネスに関する知識に加え、社会・経済・文化などの幅広い知識(経営理念や経営戦略等の理解)。A理論的思考力:物事や事象を理論的に把握・説明できる能力(課題の抽出及びその対応策の策定)。B統率力:部下をまとめ、率いることができる能力(PDCAに基づく業務の管理)。Cコミュニケーション力:社内外の人たちと良好な関係を構築する能力(部下の動機付けと他部門との連携)。D調整力:利害の異なる関係者間の意見を調整し、まとめる能力(現象把握→原因追及→対策立案の問題解決)。E行動力・実現力:自ら動き、周囲を巻き込みながら目標を達成できる能力(管理者の率先垂範組織の活性化)。等が求められます。管理者研修の事例を下記します。

職務別

企画

研究開発

購買

生産

IT

営業

管理

  内容

 

 

階層別

リサーチ、プランニング等

新技術情報,仮設検証等

グローバル購買

生産自動化、生産性向上

AI、

IoT等

市場開発・提案書作成等

PDCA、情報収集等

役員候補

・自社のミッションやビジョン、戦略構築

・リーダーシップについて, 事業ロードマップ

管理者層

・会社運営の形態の習得、組織変革プログラム

・課題解決のプロセスの習得等

横軸の「職務別研修」に縦軸の「階層別研修」に交差する関係で各自の社内での「立ち位置」や企業文化を浸透させながら管理者の育成を図ります。縦軸の階層別研修によって、「戦略的思考プロセス」や「課題解決型」「ビジョン&戦略構築」「営業変革プログラム」等実践的な内容を研修テーマ選定し、実践的なプログラムで中長期の視点からの管理者の育成計画の策定をします。

管理者教育においてもっとも大切なことは、経営者自らが管理者と共に自社の存在する価値や将来的な経営戦略を語り合い、また、経営者が管理者に対し、「自社の進むべき方向性」 ・「将来の自社組織」・「管理者の位置付け」・「管理者への役割・責任」・「管理者の能力・行動指針」などの経営者の期待像を示すことが肝要です。