知財経営シリーズ第4回

 
木島T&Bコンサルティングオフィス代表 木島研二

「知財の創出と活用」と中小企業の対応  20198月)

大学の知財人材に対する「知財の活用と中小企業支援」の講演7/29

(独法)工業所有権情報・研修館委託事業(特許庁の関連機関)

2019年度 知的財産プロデューサー等連絡会議での講演

テーマ名:「知財の創出と活用、中小企業の診断と支援」 1時間半

出席者:

 @産学連携知的財産アドバイザー9名(全国の国立・私立大学)、

A知的財産プロデューサー22名(国立大学、NEDO、理研等の各研究機関や国プロ)

B特許庁総務部企画課、工業所有権情報・研修館他 合計40数名

 

産学連携知的財産アドバイザー及び派遣制度とは:

地方創生に資する大学等の活動を促進するため、 地域の中堅・中小企業等との連携や大学発スタートアップの創業等の産学連携・知財活動を展開する大学に派遣し、事業化を目指すプロジェクトの知的財産マネジメントを支援するもの。

知的財産プロデューサー及び派遣事業とは:

公的資金が投入され、革新的技術の研究開発を行うプロジェクトを推進している大学または研究開発機関に、企業等において豊富な実務経験をもつ知的財産プロデューサーを派遣し、事業化出口を目指す知的財産戦略の策定や各種知財活動等をサポートするもの。

 

講演の目的、趣旨

対象者は知財創出や技術移転の専門家ではあるが、知財と経営・事業の関連、知財戦略策定と事業への活用、特に中小企業における知財の対応と支援等について、以下のような内容で講演を行った。

主な講演内容

1.中小企業における、知財の創出と活用

中小企業の経営・事業と知財の関係、知的資産と知的財産、戦略的な公開と秘匿

中小企業の知財の実態(知財支援施策検討分析事業からの検討)

2.「経営計画策定支援スライド」と知財の関連・・・要望のあったテーマ

新規事業展開と知財、経営・事業・技術・知財の各戦略、SWOT分析と知財、

製品・市場戦略と知財、製品・事業ライフサイクルと知財、開発から事業化のステップ

3.中小企業の診断・評価と事業計画策定

経営革新計画、経営デザインシート、知的資産経営、技術・事業・知財の診断・評価法

4.知財の評価、活用に関連した業務事例

投融資向けの知財診断・評価、研究機関の知財支援、知財補助金の活用支援、知財価値評価、知財の創出と活用コンサル事例、

5.中小企業と連携支援、産学連携の事例・・・要望のあったテーマ

産産連携と知財、産学連携調査事業、産学連携支援、大学の知財評価と活用支援

 

 

知財経営・補講

 
 


〜 前304号で掲載の「知財の創出と活用」と中小企業の対応」の補講です。

    出典:特許庁

https://www.jpo.go.jp/support/chusho/index.html

知的財産権とは?

人間の幅広い知的創造活動の成果について、一定期間の独占権を与えるようにしたのが知的財産権制度です。知的財産権は、様々な法律で保護されています。

知的財産権のうち、特許権、実用新案権、意匠権及び商標権の4つを「産業財産権」といい、特許庁が所管しています。産業財産権制度は、新しい技術、新しいデザイン、ネーミングやロゴマークなどについて独占権を与え、模倣防止のために保護し、研究開発へのインセンティブを付与したり、取引上の信用を維持することによって、産業の発展を図ることを目的にしています。

これらの権利を取得することによって、一定期間、新しい技術などを独占的に実施(使用)することができます。

知的財産権 イメージ